たまたまテレビをつけていた昨日のお話です。 世界仰天ニュースで、身寄りのない男性の遺産の行方についての実話が扱われていました。 その男性は 配偶者・子・親・兄弟がおらず相続人はいない。 男性の資産は計20億円以上。 その遺産を求めて争うのが、 何十年来の付き合いのある不動産屋さん、 遠い親戚(9親等)、...
本投稿は、 1人の親権者による複数未成年者の相続分の譲渡の可否 相続分譲渡後に行われた遺産分割協議の内容 被相続人の住所が登記簿住所と繋がらない場合に添付する上申書について相続分譲渡人分の添付の要否 という盛り沢山なテーマの相続登記のご依頼を受けたため、 実際の手続きについて記載していきます。...
相続登記時には、被相続人の住所氏名の変更更正登記の省略が可能 相続登記の際、被相続人の住所が登記簿上住所から変わっている場合は、 住所変更を省略して良いという規定は、司法書士業界では常識です。 今回私が体験したものは、昔々に土地を複数人で買った際に、そのうちの一人について 氏名(姓)が誤って登記されていたケースです。...
相続の相談において、「全財産を一人に相続させることは可能か」
という質問をうけることがあります。
結論から言うと、
全財産を相続させることは可能です。
ただ実現できるかどうかは分かりません。
まず、
全財産を1人に相続させる方法としては
大きく2つの方法があります。
相続での、限定承認についてのお話の続きです。 前回の記事で、相続にあたりごく僅かな人については、 限定承認をすべきというお話をしました。 どのような人がごく僅かな人に該当するのか書いていきます。 大きく3つのケースに分類されます。 まず大前提として、 「相続財産に比して借金が膨大」という事実を踏まえた上で、...
相続が発生した場合において、相続人の選択肢としては A 単純相続(プラスの財産もマイナスの財産もすべて相続) B 限定承認(プラスの財産の範囲内でマイナスの財産を相続する) C 相続放棄(プラスの財産、マイナスの財産全て放棄する) の3種類が存在します。 今日はそのうち、Bの限定承認にスポットを当てた内容です。...
相続が発生したら、長男名義にしておけば大丈夫! という認識のもとで、相続登記を済ましてしまうと 思いがけない悩みが発生してしまいます。 その一例をご紹介です。 右の家系図を参考にします。 1.夫が亡くなり、夫名義だった自宅を長男名義にした。 (奥様の名義にしてもいずれまた相続の手続きをする可能性 が高いことを考慮した結果)...
令和2年2月2日、愛知県司法書士会 名古屋東支部主催の 「市民公開講座【新相続法セミナー】」の講師をして参りました。 場所は豊明市にあります、 豊明商工会館イベントホールにて開催しました。 今回は、セミナー講師としての活動報告的な内容です。 市民公開講座というのは、 その名の通り一般の方々に向けて、 毎年1回、...
2019年1月13日より、自筆証書遺言の一部が、自筆でなくても、 問題なく遺言書として法的に認められることになりました。 この、「一部が」というところが重要です。 すべてにおいてではありません。 どの部分が自筆でなくてもよいかというと、 財産目録の部分のみです。 この部分のみパソコンで入力等でOKです。 それ以外は、今まで通り、手書きです。...