不動産相続手続き／家や土地の相続

2022-06-10

「夫が亡くなったので、妻である私に家の名義を変えたいです。」
というご相談があった際に、この方法がどの家庭にとってもベストな選択とは限りません。
相続人へ名義を変えると一言で言っても、ベストな選択は、各家族ごとによって変わってくるのです。
それは各家族のおかれた環境・今後の生活設計を考えて決めるべきだからです。

• 「ご家族にとって一番優先すべきことは何か。」

◆とにかくお金がかからないようにしたい

◆将来のリスクを限りなくつぶせる方法が良い
◆手続きを早く終わらせたい

◆家族と揉めないようにしたい

◆手続きの回数を減らしたい
◆信用できない親族がいる

◆住む予定がない

◆早く売りたい

◆相続税を交えて考えたい
等々を家族で検討した結果、ベストな選択をするべきです。

家の名義を変えてしまってから、改めてやり直すのは非常に手間と費用がかかります。

全く検討していない方も、すでにご家族で話し合い済の方も

「法律のしくみ」と「将来設計」を織り交ぜながら、

１番の方法を一緒に検討し、１度で手続きを終わらせましょう。

司法書士いわい法務事務所の報酬はお手続きの内容や相続する不動産の数にもよりますが、

お安い方ですと５万５０００円程度の価格設定となっております。

「相続人が妻と子供２人、自宅を妻（又は子）に全て相続させる」といった手続きですと

報酬目安としておおよそ６万～１０万円でお済みになる方がほとんどです。

〈金額が上がってしまう主な例〉

◆相続に相続が重なっている

◆不動産によって相続する人が違う

◆自宅以外にも相続不動産がある

◆相続人に未成年者がいる

◆相続人が多い

この場合でも、金額がさほど変わらない場合があります。

②相続人は配偶者１人、子ども２人

③必要な戸籍等は全て依頼者様にて取得

②相続人は配偶者１人、子ども２人

③必要な戸籍等は全て依頼者にて取得

④名義を配偶者名義とする

⑤子供２人それぞれに代行にて書類送付